特殊性能試験SERVICE/試験・検査サービス

VOC分析

揮発性有機化合物（VOC）の定性定量分析を行っています。各自動車メーカーにおけるVOC試験規格や、建築材料の試験規格（JIS A 1901）にも対応可能です。

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SOC分析

製品に含まれる環境負荷物質（SOC）の定性定量分析を行っています。検出可能な元素の範囲は⁶Cから⁹²Ｕまでで、ELV指令（廃自動車に関する指令）や、RoHS指令（電気・電子機器に関する有害物質使用規制）で制限される有害物質の測定が可能です。

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ガラス霞み度試験（フォギング試験）

自動車の車内温度が上がった際に、内装材から揮発した化学物質によって車内の窓ガラスが曇ってしまうと、視界を遮り危険です。当試験では、そうした車内環境を再現し、試料から出た揮発性物質によってガラスがどの程度曇るかを測定します。

撥水性試験

試料を、斜めになった試験器に置き、上から水250ccをかけます。試料の上にどれだけ水が残るかを目視判定し、試料の撥水性を評価します。

ほこり付着・除去試験

試料にほこりがどれほど付着しやすいか、付着したほこりがどれほど除去しやすいかを評価する試験です。試験では、綿を試料表面にこすりつけ、その後、手や粘着テープを使って付着した綿を除去します。

耐薬品性試験

自動車内装材の薬品への耐性を評価する試験です。自動車に使用される薬品やエンジンオイル、化粧品等を試料につけた後、クリーナーや水・中性洗剤で落として目視評価します。自動車メーカーごとに異なる試験規格に対応可能です。

帯電性試験

自動車内装材の帯電しやすさを評価する試験です。試験用の帯電装置を使用したり、化学繊維製の衣類で試料を擦ったりした後に、帯電性を計測します。各自動車メーカーで異なるさまざまな試験規格に対応可能です。

臭気試験

自動車内装材から発される不快なにおいを評価する試験です。密閉容器に入れた試料を加熱した後、直接においを嗅いで評価します。各自動車メーカーで異なるさまざまな規格に対応します。
また、自動車内装材に限らず、臭気を数値化する試験方法（ISO-17299-5）も可能となっています。

カストム式摩耗試験

ターンテーブルに取り付けた試料の上から、研磨紙・研磨布によって規定の押し圧荷重を加え、規定回数後の摩擦程度を評価します。

通気量測定

試験機に挟んだ自動車内装材などの試料を125Paの圧力で吸い込んだ際の、試料の通気量を測定する試験です。吸引力が125Paに到達した時点で、自動的に通気量が計測・表示される機器を使用しています。

KES試験

自動車内装材をはじめとした生地の風合いを、機械により数値化し客観的に評価する試験です。この試験では生地を引っ張った場合、あるいはせん断した場合の生地のコシやハリを評価します。

スペクトル分布測定

カーテン等の生地の、光の反射率・透過率を測定します。紫外線から可視光線、近赤外線までの広い波長域（185～3300nm）でのスペクトル分布が測定できます。

3D形状測定

高輝度LEDを内蔵した投光部より照射された構造化照明光を投射し、その反射による試料の縞投影画像から立体物の形状を測定し、結果をデータでお渡しします。非接触で得られた縞投影画像を使って、任意の高さ・長さ・角度・体積などを瞬時に測定することができると共に、形状変化の比較や不具合を明確に検出します。

デジタルマイクロスコープ

一般的な光学顕微鏡と呼ばれる顕微鏡は接眼レンズを覗いて肉眼で観察しますが、マイクロスコープ（デジタル顕微鏡）には接眼レンズがなく、代わりにカメラを搭載しています。モニタに拡大像を写し出し複数人で観察し、結果をデータでお渡しします。被写界深度（ピントが合う幅）が深いという利点があり、そのほかにも長い観察距離、凸凹面や立体物もクリアな画像で観察できます。
品質管理や検査を目的とした寸法測定やキズの検出など、不具合の発見にも適しています。使い方として、明るさ・色・模様などを自由に調整でき、見たい状態を再現します。